妊娠すると出てくるマイナートラブル
妊娠中のマイナートラブルは、妊娠したことで出てくる症状もありますし、
妊婦さんを受け入れる施術所が少ないため、元々あった症状のケアが出来なくなる
といった事で辛い症状を我慢している妊婦さんが多くいらっしゃいます。
来院時の主訴としては
1番→首肩こり
2番→腰臀部痛、下肢痛
3番→むくみ
4番→倦怠感、疲労感
5番→つわり
その他→頭痛、つわり、便秘、お腹の張り、予定日超過
などがあります。
※マイナートラブルではありませんが、逆子治療はさらに多いです。
西洋医学では「仕方ない」東洋医学には出来ることがあります
こうしたマイナートラブルは、婦人科では「妊娠中だから仕方ない」と言われることが多く、
妊婦さんもそれを受け入れるしかありません。
こんな時に頼れるのが東洋医学!(^^)
薬を使わずに鍼灸や整体、オイルトリートメントによって自然治癒力を高めることで、症状を緩和していきます。
妊娠中は
■リラキシン(主に靭帯をゆるめるホルモン)による骨格の変化
■免疫を低下させるための交感神経の興奮(胎児を異物と認識しないため)
など、体の中は自分のコントロールのきかない所で大きく変化しています。
生活様式や妊娠年齢の変化した現代において、妊娠中に何にも症状ない方が珍しいくらいです。
施術によるオキシトシンの分泌
当院では、妊婦さんには、鍼灸・整体・オイルトリートメントの施術をご提供しておりますが、これらの生体刺激は、オキシトシンの分泌量のバランスを取ることが分かってきました。
オキシトシンとは「幸せホルモン」。
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
オキシトシンは妊娠以外では、ストレス反応を抑制したり、過食を抑制する働きがあります。
妊娠中は、子宮を収縮させて分娩を起こしたり、出産後は母乳を分泌する働きがあります。
つまり、
妊娠中にオキシトシンを高めておくことが、
■お産をスムーズに運び母子への負担の軽減につながる
■その後の順調な母乳保育につながる
■産後鬱の予防につながる
ことになります。
ここ近年、鍼灸施術によって「妊娠中はオキシトシンの分泌量のバランスを取る」というエビデンスも発表されており、科学的にも鍼灸施術の妊娠期における有用性が証明されつつあります。
ちなみにですが、
妊娠初期の流産は染色体異常などが原因で、鍼灸によるリスクはないことも証明されています。
東洋医学は、本来は産科とセットで、検診と一緒に受けられるマタニティーサロンがあったら最高ですね~。
妊娠中は我慢しないでたくさんリラックスが大事
妊婦さんはこの時期に、たっぷりのオキシトシンを分泌させて、お産や産後に備える事が大事なのです。
つまりは、
イタイ・ツライを我慢しないでしっかりケアすること、さらにはマッサージなどで「あ~、気持ち良かった~」と、気分を休めることが必要なのです。
お母さんのためにも、生まれてくる赤ちゃんのためにも、どうか過酷なマタニティー生活を送らないように気を付けてください。m(__)m
当サロンでは、トコちゃんベルトを推奨している「青葉」にて研修を受けている鍼灸師が施術を担当しております。
安心してお身体をお任せください。