女性は特に多い「冷え」ですが、
冷えの原因は多岐にわたるので、
一概に「こうすれば良い」とは言えません。
内科的な問題であれば、
▶貧血・低血圧の方、
▶エストロゲン分泌量が減った更年期の女性、
▶栄養不良、
▶慢性疲労による免疫や代謝の低下、
▶薄着
などなど、根本的な部分で冷えを生じている場合もありますので、
まずはそこから改善をしていかなければなりません。
・・・・が、
まずその前に、
身体の構造的な部分で冷えている場合もあります。
身体の構造からくる冷えとは
身体は骨格に沿うように太い血管・リンパ管が通っています。
▲イメージはこんな感じ
骨格を支える関節が捻じれると、
その周りの行き交う血管・リンパ管も捻じれ,
血管・リンパ管のホースが潰れた状態になるので、
中の液体物は流れが阻害されます。
また、関節が捻じれた状態は、
筋肉が最高のパフォーマンスで動けません。
本来であれば筋肉のポンプが働くはずが、
その力が弱く、血管・リンパ管の液体物を
押し出す・動かす力が足りなくなります。
こういう状態は、
血液・リンパ液の循環が滞りやすく、
結果的に「むくみ」を生じますので、
そのお水が冷えて、足先の冷えに繋がります。
つまり、
内科的な問題ももちろんベースにありますが、
まずできることは、
関節の捻じれをとって、
血管・リンパ管・筋肉が正しい位置で、
活動する事だったりします。
『捻じれ』とは、一般的には『歪み』ですね。
大きな関節の歪みは、
「骨盤矯正」などで馴染みがあるかと思いますが、
骨盤を支えるのは「足」です。
まずは足が正しく使えるように
末端の関節を調整することが、
実は「冷え取りの肝」!
ついでに足も細くなりますので、
関節の歪み取りは、
一石二鳥です。(^-^)